住宅の原価を知って安心の家づくりについて
日本の住宅が諸外国に比べ、低品質、高コストである事実は、ハウスメーカーや工務店から提出される見積書に隠されています。特に注目すべき点は、実際に経費として見積書の項目に記載されず各項目にばら撒かれる「諸経費」です。
建物自体にかかる本当のコストを知って安心して建てるために、Webサイト上の参考プランからお好きなプランを選び、建物の価格を構成する構造躯体、仕様、仕上げ、設備にいたるまでの「単価」を知った上で、ご自分の手で仕様をカスタマイズし、予算に合わせて価格を算出、シミュレーションできるウインテックハウスのシステムをお試し下さい。その上で、建築家との綿密な打合せによりフリー設計されたオリジナルプランの「お客様専用ページ」を活用し適正な価格での家づくりを実現してください。
住宅業界では、実際の積算結果を表わす見積書とは別に、お客様に提示するための「見せかけの見積書」が作成されます。では、なぜ見せかけの見積書をわざわざ作成するのでしょうか?
それは、「実質見積書」をお客様に提示するとどうなるかを考えれば自ずと見えてきます。つまり「実質見積書」を知ると、お客様は諸経費の多さに驚き、決して納得はしないでしょう。
大手ハウスメーカーやモデルハウス、販促費に多額の費用をかけている建築業者で建てる場合、提示される「見積書」の中には二重構造の仕組みが隠されています。
下図のように、お客様が手にする「見せかけの見積書」と「実質見積書」の違いを理解されれば一目瞭然です。

実態は「実質見積書」が示すように、営業・設計・工事などの人件費や販売管理費(モデルハウス、TV・ラジオ・新聞・雑誌などのメディア広告、カタログ・パンフレット・DMなど)、会社利益など諸経費の占める割合が大変大きくなっているため、本体工事費や輸入部材費に、これら諸経費の一部を加算した「見せかけの見積書」をお客様に提出することになります。
ハウスメーカー、中小建築業者の販売形態・会社規模などにもよりますが、これらの諸経費は、ハウスメーカーでは実に「実質見積書」の三割以上を占めていることもあります(当社比)。そのため、実際の下請け工務店の工事原価にも影響し、より低価格になってしまいます。
「諸経費」の割合が高いのは、旧来型の肥満化した企業体質を引きずり、その構造維持のためには止むを得ない事情でもあります。
諸経費を各単価にばら撒き裏に隠したりせずに、全て明快に表面化できることがコストダウンを実現する鍵となります。しかし、現実には多額の広告費や販売経費をかけている企業にはそんなことは出来ません。
IT社会と言われる現在、パートナー・ビルダーズ・コラボレーション(PBC)システムのウインテックハウスでは主な集客手段をWebサイトに限定しています。総合展示場のモデルハウスを廃することで巨額の集客コストを削減します。また、ITを活用することによって接客の初期段階をオンライン化し、お客様と折衝するプロセスにおける経費を大幅に削減しました。その結果、品質や性能を落とさずにコストダウンが実現しております。
インターネットの普及により急速に進んだ「情報革命」は、あらゆる市場のお客様を「商品知識を持った顧客」に変革させました。私たち住宅産業も例外ではありません。
私たちがお客様に提供すべきは、「商品知識を持ったお客様が、その知識を有効に使って家づくりができるような詳細な商品データ」です。すなわち、商品の価格、仕様、デザイン、性能、価値などの詳細な情報です。
よく使われる「坪単価○○円」にしても、公正で理解し易い表示の仕方といえば、「本体にかかる原価」と、粗利に相当する「諸経費」、それに敷地状況や既存の建物の有無で違ってくる「付帯工事費」を分けて表示することです。このようにすれば「何をどのようにしたからこの原価になる」「それにかかる諸経費はいくら」「本体工事費に含まれない付帯工事費」「設備費はいくら」という坪単価の中味が明確になります。
これが出来ない建築業者は下請業者に丸投げしているか、詳細見積書の各項目に粗利をバラ撒いて、粗利を小さく見せている建築業者です。
今、仮に、大手メーカーを始めとして数社に見積もり依頼をしたとき、その全ての建築業者が異なった形式の見積書を提出してくるでしょう。何故なら、お客様によって、現場によって、粗利の取り方がバラバラだからです。こうした「不透明」な部分も、古い体質を引きずってきたこの業界の悪弊といえるのです。
情報化が進展する今後は、大手住宅メーカーから工務店に至るまで、お客様から見て、すべての部材価格や施工単価が透けて見える「ガラス張り」になってこざるを得ません。お客様は、自宅に居ながらにして企業のホームページを見て回ったり、ハウスプラン集を見たりして好みの住宅商品を提供できる建築業者を探し、商品の価格や内容に関する情報を得られるようになったのです。お客様から見て、これまで、あたかも「ブラック・ボックス」のようであった住宅産業が「透明性のある市場」に変わりました。
この、「ガラス張りの市場」は、部材の単価や工事費の比較ができるようになり、お客様にとって、さらに有利で便利になりました。こうした、「商品比較サービス」の普及によって、いまや、インターネットそのものが、巨大な「商品データベース」として活用されています。すなわち、商品比較サービスの発達の結果、お客様は、手軽に好みの住宅を探し、最も「良いものを安く建てる」建築業者を見つけ、いろいろな住宅商品をじっくりと比較することができるようになりました。
とは云っても、インターネットからの情報がすべてではないことは云うまでもありません。「家づくり」で何よりも大事にしなくてはならないのは、お客様と建築業者との信頼関係です。工事を依頼するお客様、請ける建築業者が、互いに信頼しあう関係とは、一方が相手を信頼し、相手方はその信頼に誠実に応えようとすることにこそ価値があると私たちは考えます。
ウインテックハウスのパートナー・ビルダーズ・コラボレーション(PBC)加盟社のスタッフは、個人の限られた能力を収益性の高い活動へ集中させることが可能となります。
お客様の多様化した高度な要望に対応する提案力を高めるため、PBC本部、パートナー建築家とコラボレーションすることで、お客様満足度の向上に集中することができるのです。
成約にいたるプロセス上で、ウインテックハウスは、パートナー建築家から提案された設計プランを基に「仕様をカスタマイズ、コストをシミュレーションする機能」を、お客様がご自身のパソコンから閲覧・操作できるよう個別管理された「顧客専用ページ」が作成されます。これにより、「仕様の変更、コストの試算」等の打合せが、パソコンと電話さえあれば、“いつでも、どこからでも”、顧客と営業マンが詳細画面を見ながら会話しながら詰めることができるのです。
フューチャーハウジングシステムズ(以下FHS)はWebサイト上での「輸入住宅をコンペで建てよう」等でインターネットを活用しての「顧客との出会いの場」を確立しています。
「ウインテックハウス(WINTEC HOUSE)」は住宅を構成する多種多様の部材・建材を供給する企業や、FHSに登録している全国各地の建築家、工務店と輸入住宅建築のプロ集団であるFHSとが連携(コラボレーション)し、デザイン・機能・性能の全てにおいて最良の住宅を適正なコストで提供しています。
住宅会社の建てるモデルハウスは、坪数も大きく見栄えのする家ばかりです。しかし、その多くにお客様の目を引きつけるオプション工事がついています。標準仕様はどこまでなのか、オプション工事は何なのか、をよく訊ねてみれば、結局は、「オプションばかりではないか」となりかねません。
私たちFHSは、「何をどのようにした」からこの原価になる、「それにかかる諸経費はいくら」「本体工事費に含まれない付帯工事費はいくら」「設備費はいくら」という坪単価の中味を明快に分けて表示することで、「オプションなしのフル装備の家づくり」「原価を知って安心の家づくり」を目指しています。
FHSの目指す「顧客のエージェント」とは、あくまでも「お客様の代理人」という立場に立って、いかに、「良い住宅を安く建てる」ことを可能にするかを考えています。

